政府主導による「働き方改革」では、改革と言えるほどのインパクトは正直無かったように思います。

COVID -19の影響によって在宅勤務やテレワークは都市部を中心に急激に必要とされる状況に転じました。さらに、都市部ではラッシュアワーを避けるオフピーク通勤も常識になり、軍人が戦場に向かう時よりも高いストレスとされる痛勤も緩和されました。

さらに、4月7日の緊急事態宣言により社会的機能維持など特別な場合を除き在宅勤務が基本となりました。これまでの出社が当たり前から、在宅勤務が当たり前と真逆の働き方になったのです。

さらに、２月頃から経済は厳しい状況が続き、入社直前に採用が取り消されるといった事態まで起きました。

そもそも、トヨタ自動車、日立製作所といった日本の大手企業のトップは、口を揃えて新卒一括採用、終身雇用が既に限界であることを公言していましたから、遅かれ早かれ起きることは予測されていたわけで、それが考えていたよりも早く急に訪れたと言えるでしょう。

就職は、新卒一括採用から通年採用に、終身雇用はジョブアサイン型に変わっていきます。そうなると「とにかく大手に入れば安定が手に入る」ことは無くなり、自分のスキルで自分の職を手に入れることになります。

こうした働き方に対するパラダイスシフトを目の前にして、私たちは、どのようにして働き方を変え、適応すればいいのでしょうか？

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※｢痛勤｣は、友人の高須さんからお借りしました。

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2020.04